【インド4日目】デリー編
2017/01/02
6時ごろ起床して用意してたら外からなんか聞こえる。窓から覗くとまだ真っ暗で人気のないメインバザールを縦一列に並んだおっちゃん達が楽器演奏しながら歌って行進してた。笑 こういうの凄い好き。笑
そんなBGMを楽しみつつ準備してまだ外は暗いけどチェックアウトして行動開始!
フロントでめっちゃリキシャを勧められる。もうすごいしつこい。メトロのニューデリー駅まで60ルピーくらいだから乗っていけと。
まだ暗いしわたし昨日ニューデリー駅経由してないから場所も分かってないしもうリキシャ乗っちゃおうかな〜とまたしても妥協する。
外でリキシャマンに確認するとメトロのニューデリー駅まで150ルピーと言うではないですか!!これにはわたしも穏やかじゃないです。笑
は!?あの人60ルピーって言ってた!それじゃ高すぎる!
とひたすらあの人が60ルピーと言ってたと訴える。リキシャマンいわく、鉄道駅までなら60で行ってやるけどメトロの駅は回らないと駄目だから60ルピーは無理!とのこと。
それにしても倍はないわ。不機嫌になるわたし。すると100ルピーと言いだしたからこっちもリキシャ乗るつもりになってたし早く移動したいしもうここで手を打つことに。本当に値段交渉は苦手です。
マップで見てると駅と反対方向に走りだして細い道に入っていかれて本当に焦ったけど無事に駅に到着。と言うことでわたし、ニューデリーにいたにも関わらずニューデリーの鉄道駅を経験することなく終わりました。
ニューデリー駅の客引きとか、陸橋を渡るとかいろいろ調べてたから経験したかったけど駅を見ることすらなかった。不完全燃焼(´;∀;`)
メトロの駅はすごく綺麗。インドで感じる日本の技術。
電車の中は英語とヒンディー表記両方あったのに、駅ではヒンディー語の路線図しか見つけられずどっちのホームからの電車に乗るのか分からず苦労しましたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
なんとか乗り間違いもなく無事にJLN Studium駅へ到着。かわいい。
地上に出てサイクルリキシャの客引きを無視して歩き続けます。
観光客は皆無。30分ほど歩いてようやく到着。
フマーユーン廟。チケットを買って入場!と思ったら入場料500ルピー!…なんですって??250ルピーでしょう?と思っていると、どうやらここも値上げしてたんですね(;_;)
お金が足らず入れませんでした。
四方八方塀で囲まれてるから中は全く見えず、石垣だけでも、と写真撮りました。笑
再び30分かけて駅へ戻ります。虚しい。次の目的地はChand Chowk。
THE インドって感じがする!!この日は月曜日でレッドフォートはお休み。だからこそフマーユーン廟行ったのにね!バカだ本当!
フマーユーンで心折れてこの辺から目的を失う。笑 とりあえずオールドデリーの町並みを楽しみます。
その辺で見かける行列。
行列といえば、壁沿いにずらーっと一列に座ってる人がたくさんいたんですが、ある場所から子供の泣き叫ぶ声が。
何かと思い見て見ると、血まみれの手に縫合処置を施されているところでした。こんな砂埃だらけの道端で、恐らく医師免許も持っていないであろう人から医療行為を受ける子供。これがインドなのか。経済的に豊かじゃない人たちは満足に病院も行けずに自分たちで何とかするしかないんだ。朝からショッキングな光景をみて心が動揺する。
とはいえ今のわたしにはどうすることもできないし、そろそろお腹も空いた。マクドナルドに行こう!
無人。笑 とりあえずインドに来たからにはマハラジャバーガーセットを頼みます。
こんなデカいバーガー食べるの初めてーー♡持った瞬間崩れるからどうしていいものやら!!
ていうかこれに挟まってるレタスやトマトは食べても大丈夫?当たったりしない?と不安になるも、世界のマクドナルドや!大丈夫に決まってる!と自己暗示をかけ全て平らげました。辛かった!!
そこから休みだけど一応レッドフォートも見て来ました!
やっぱり霧がねぇ。
その後も写真撮ってたら青年登場。おっ外国人がカメラ持ってるぜ!的な。
集合!
可愛いなぁ。笑 この時まわりのインド人もめっちゃ笑ってた。わたしも笑う。なんて平和な空間なんだ。みんながピュアですごい素敵な国だなぁ。
そのあとはちょっと探検。
地元民しかいないバザールをぷらぷらしたり、気の向くままオールドデリーを散策しました☆
よく見かけたこの焼き芋がすごく気になった。
飛行機の時間は14時で、この時まだ10時半くらい。今自分がどこにいるかわかってない状態だったからそろそろ駅に向かって歩き出そうかな。まだ時間は十分あったけど、何が起きるか分からないので少し早目に空港へ行くことに。さようならオールドデリー。
一旦ニューデリー駅へ戻りエアポートメトロで空港に向かいます。
エアポートメトロに乗って窓からデリーの景色を眺めていると、引くほど多い車の数。そしてその間を埋めるリキシャ達。短かったけど濃厚だった4日間がフラッシュバックして鼻の奥がツンとする。涙が出そうになるのを我慢して、また必ず帰ってくると誓いました。
ダンニャワード!!
ここで終わると見せかけて、まだこの後わたしは大失敗を犯します。ということで次回に続く。笑
【インド3日目】ニューデリー編
ニューデリー駅かと思い込み降りた駅はニューデリー駅じゃなかった!!何駅か前で降りたらしい。
うそやろどうしよう!!駅の前には客引きうようよ。歩くのは絶対に危険。でもリキシャはますます相場が分からないから無理だしタクシーは怖い。消去法で再び列車を使うことに。
カウンターでニューデリー駅までの切符を買う。でも電光掲示板はオールヒンディー語。どれに乗ればいいの(;_;) 全然分からない。ピンチ!!!
その時 どこに行きたいんだ と神の声が聞こえた。振り向くと小汚いおじちゃん。ニューデリーに行きたい!と答えると掲示板をしばらく見て、1番ホームだ!!ありがとうおじちゃん!!
1番ホームに向かう。ふと気付いた。ここはインド。さっきの親切なおじちゃんもインド人。あの言葉を信じてもいいのか?念のため信用出来そうな人に確認した方がいいんじゃないのか?
駅には駅職員の部屋がたくさんあって、どの部屋の誰に聞けばいいのか分からない。適当に押しかけてニューデリーへの列車はどのホームから出るか聞く。2番ホームと即答。意見が割れた!!!
次に最初に行くべきだったチケットカウンターに行って聞いてみるとバスで行けと勧められ、親切に何番か何番のバスに乗れば150ルピーでニューデリーへ行けると教えてくれました(;_;)
バスステーションというかバスが止まってる広場へ行くけどバスはいつ来るの??周りはもう暗いしいつ来るか分からないバスを待つのも辛いな…
と思ってるとリキシャマンに声をかけられる。メインバザールまで250ルピーらしい。NO THANK YOU!とそっぽ向くと200ルピーならどうだ!と。150ルピーのバスよりもっと近くまで送ってくれて200ルピーならまぁいいかとリキシャに決定。
ニューイヤーということで夜の街は人がたくさん!!道も混んでます。みんな楽しそうヽ(´∀`)ノ
メインバザールが見えてきた。なにこの心踊る空間は!!早く降りたい!もうここでいいよ!早くおろして!!と早まる心。笑
まずはホテルにチェックイン。ハリピオーコホテルに泊まりました♡
荷物を置いてお金とiPhoneだけポケットに入れて手ぶらで出陣!!(わたしが得意な荷物を最小限にして地元民風吹かせる作戦)
そんな作戦も虚しくさっそく客引き。笑
「どこから来たの?日本?」
「ノー!」
「中国?」
「ノー!」
「インド??」
「ノー!」
なんとか振り切って散策を続けているとしばらくしたら「See you again♪」ってさっきの客引きの再来。しかもイケメン。また会ったね!なんてロマンチック。笑
僕の店においでよ〜!結局どこ出身なの?ってあまりに可愛いから思わず答える愚かなわたし。笑
もちろん信じないけどおじいちゃんか誰かが広島にいるんだー!なんて言って弾丸トーク。とにかくかっこいい。インドには何日いるの?って聞かれて4日しかいないと知ると、
「は!?4日??短すぎる!なんで!インドはでかい!みんな1ヶ月や2ヶ月滞在するのになぜそんなに短いんだ!!次はいつ来るの??」
って。わたしが聞きたいよーもっとインドにいたいよー。イケメンとデート気分で楽しくなるわたし。笑
途中からイケメンがなに喋ってるか分からなくなってぼけーっと聴いてたら「チャント分カッテル?」って片言の日本語。たまらん可愛さ。笑
そんなことしてたら中年男性グループがやって来てイケメンを連行しながらわたしに「この男と知り合いか!?」と聞いて来る。え、なに!!とりあえずわたしは叫ぶ。「ノー!」笑
こいつやばい奴かも。とフェードアウトして適当にお店を見てるとしばらくしたらイケメン生還。さっきのは友達で久しぶりに会ったから誰だったか忘れちゃってたんだ!さっきのは友達同士のジョークだよ!と言うけど本当かよ。。
といいつつイケメンと再び歩き出しちゃうわたし。僕の店においでよ!見るのはタダだし!と言うのでメインバザールにはこんなにたくさん人いるし大丈夫だろうと着いて行くことに。
イケメンのお店はメインバザールの大通りから一本入った薄暗いところ。これやばくない!?と急に不安になるわたし。
お店に入ると誰もいない。カウンターの中に座るイケメン。わたしは念のためドアに足を挟んで出口を確保。ここで高額商品売りつけられるか監禁されて金目のもの巻き上げられるんだ…と一瞬で最悪のパターンが頭をぐるぐる。
イケメンは呑気に写真を見せてあげるよ!とアルバムを取り出して「ここは僕の家でヒマラヤ山脈の近くなんだ!」と生まれ故郷を紹介してくれる。かわいい。笑
でも次の瞬間わたしは見た。地球の歩き方インドが2冊置いてあるのを。このイケメン、実はすごく日本語が堪能で歩き方を熟読して日本人がどんなインド人を警戒してどんな対策を取ってるのかリサーチ済みなんじゃないか?今こうやって写真を見せて和ませてるけど本性を現してくるんじゃないか?(すごい妄想)
悪い考えが頭をよぎり出してここから逃げようと決意。
ま、また明日くるわ!もう眠いし!とビビりながら伝えると、あした日本に帰るって言ったじゃん!と。笑
明日の朝来るよ!もう眠いの!もう眠いから!と馬鹿みたいな言い訳を必死にする情けない日本人。するとイケメンは、そういえば僕のカード渡してないよね?と名刺を取り出して何か書いてる。貰いに行こうかと思ったけどこれも罠かもしれない!早く逃げなければ!
まぁまた来るね!バイバイ!と店を出る。笑顔で約束だよ!僕君のことちゃんと覚えてるからね!明日の朝メインバザールの道で探してるからね!みたいな事言われて明日の朝見つかったらどうしようとか思いながらとりあえず脱出成功。
メインの大通りに戻るとさっきのイケメンを連行した1人の男がわたしを待ち伏せしてて、「さっきの男とは知り合いなのか?」と何度も聞かれる。なんなの怖い!!結局よく分からないままホテルに避難して一件落着。
イケメンは何者だったんだろう。本当にいい人だったのかもしれない。でも2度も現れて店に連れて行こうとしてたってことはやっぱり金目当てだよねー。なんか考えてたに違いないよねー。真相は分からないけど、近づいて来るインド人たちを全員疑っていくのはいい気持ちしないよね。
自分の意思でインドに行っておいてインド人を信じないなんて変な話(´・_・`) でも警戒しないとなにが起こるか分からないから悲しい。
そんなモヤモヤを抱えながら、この旅初のホテル泊。ホットシャワーにふかふかのベット。幸せ。ぐっすり眠れました。
ついにインド旅も最終日。続きます。
【インド3日目】アグラ編
2017/01/01
タージマハルで新年を始めるべく3日目はアグラへ。
アグラカント駅にもクロークルームがあるので荷物を預けに。写真はないけどここのクロークルームは鉄のロッカーみたいなので、荷物を中に入れてロッカーを締めてから持参した鍵を掛けないといけません。
アグラの駅に荷物を預ける予定の人は南京錠は必需品ですよ!!
わたしの南京錠が小さくて、穴に通すと鍵を掛けられなかったんです(-_-) やばいどうしよう!って思ってカバンの中を見ると紐を発見。これを結んで鍵を掛ければいいんじゃ…と思い実行。あれ、でもこれ結び目解かれたら一発アウトやん。ていうかハサミで簡単に切れるから全然意味ないやん。と気付く。笑
見兼ねたスタッフがクイっとわたしの南京錠を使って施錠してくれました。コツがいるのね。笑
駅の前で声掛けてきた人のリキシャに乗ることに。タージマハルまで100ルピー。まぁいいわ。
出発しようとするとブラザーに乗せてもらってくれ!と。運転手が変わるらしい。その名もナカムラ。怪しすぎる!
タージマハルまでの途中の道で、列車の時間までに必ず駅へ届けるからチャーターしないか?と持ちかけられる。お値段1200ルピー。高すぎ!
いや、結構です。と断ると出ました『最初怪しいと思ったけどナカムラはとってもいい人でした』ノート!!
怪しすぎるよ騙されないよ。なんて思いつつ断り続けると600ルピーならどうだと。半額。笑
なんかよく分からなくなってきたので結構チャーターすることにしたけど大幅にぼられてます。でもまだまだインド初心者なので他の人みたいに安くはいかない。時間の心配しなくていいんだし、金に物を合わせましょう。笑
タージマハルの近くのわたしが泊まるはずだったホテル(列車の大幅な遅延により泊まれなかった)カマルホテルの前で降ろされる。
タージマハルには充電器、食べ物、化粧品は持って入れない。だからここで預かっててやる!と言われるけど誰が信用できますか??笑
荷物を人質にする作戦か、それとも持ち逃げされるのかわたしの不信感は高まるばかり。結局日本から持ってきたチロルチョコだけ預けて一旦お別れ。笑
タージマハルも値上げしたんですね。入場料1000ルピーでした。
西門から入って、あの写真を撮りたかったんですが…
もやもや〜。笑
だいぶマシとはいえやはり霧が気になります。
少しずつ進んでついに夢に見たタージマハルとご対面の時。
もうこのタージマハルを眺めるのに天気やの工事中やの関係ないね。こんな美しいものを実際にこの目で見ることができる幸せ。
工事中のミナレットさえも、今しか見れない姿だと思うと有難いです。
写真撮りまくってたらインドの若者集団がセルフィーしようぜ!とやって来て、その中の1人と記念撮影。集団写真を撮るんじゃないのね。笑
別れてからぷらぷらしてたらまた同じ集団がやってきて、その中の一人が僕も撮って!と。笑 その後よかったじゃん!やったなお前!なんて盛り上がりながら去っていった。恐縮です。
タージマハルを満喫してナカムラと合流。まず両替しに連れていってもらってからアグラ城。
ジャイプールに行ったんならアンベール城は見たか?ならここはそれと同じだから中に入る必要はない。外から写真を撮るだけで充分だ。とナカムラは言う。
なぜかその時わたしも納得してしまい中には入らずリキシャから写真撮って終わり。しかも下手すぎ。笑
そしてジャマーマスジットへ。
超ローカル。だけど綺麗。
この辺はオールドアグラと言うらしくここの人たちの生活がうかがえる。
この後ナカムラに連れられ大理石の工場兼卸屋へ。日本在住歴26年だか27年の社長がお出迎え。嘘かほんとか分からないけど、ここで働く人の先祖はみんなタージマハルの建設に関わった人たちなんだって。大理石を加工してるところ見せてくれたり、話聞くのは楽しかった。
けど大理石なんていらないよ!!嫌々お茶だけ買ったけど、後にわたしはこの選択に助けられることになる。笑
朝からあの甘々ビスケットしか食べてないので腹ペコ。ナカムラの息のかかった…じゃなくてナカムラお勧めのお店へ。
トリップバイザーのステッカー貼ってた。
インドに来て初めてのカレー!!
もっと銀の器にたくさん乗った手で食べる奴を求めてたけど、美味しかったです!!
いい時間になってたのでアグラカント駅に戻ってナカムラとはお別れ。
THIS IS ナカムラ!後ろのイケメンに目が行きますね。笑
アグラカント駅にも待合室はあるけど、ジャイプールの方が断然綺麗でした。この日はだいたい予定通りに列車に乗れて一安心。この列車でニューデリーへ向かいます。
席に行くと向かいにインド人の青年が座ってて、どこから来たの?どこに行くの?僕もいろいろな国を旅したよ。って話てくれました。
ただこれ以上会話が続くとわたしの語力では無理だと思って話が途切れたタイミングで静かに音が流れていないイヤホンを装着。ごめんね。笑
列車が到着して下車。ホテルはメインバザール。歩いて行きましょうか。グーグルマップを開く。あれ…
ここニューデリー駅じゃない!!!!
やらかしました。次回へ続きます。笑
【インド2日目】列車が来ない編
列車でジャイプールでアグラまで移動するスケジュールを立てていたのでジャイプール駅に戻ります。
わたしが乗る列車は15:20発。だけど掲示板をみてもそんなのどこにも載ってない。同じ列車名で22:00発ってのはあるんだけど。
嫌な予感を胸に駅員さんに聞いてみる。その列車なら22:00にくるよ!と。まじかよ!!!あと7時間!!
この時わたしは結構疲れてて、またリキシャ捕まえて街に戻る気力はなく。もう駅で待ってようと決めました。
でもさ、他にもアグラ行きの列車あるんじゃない?とカウンターへ行ってみる。インド人がついてくる。
チケット買うの?旅行会社を知ってるから案内するよ!日本人?中国人?韓国人?
全ての問いにNO!NO!NO!と振り切ってカウンターの列に並んでもまだついてくるしチケットを買った後もまだなんか言ってくる。
17:00発の列車があるそうなので100ルピーで購入。もうチケット買ってるところ見てるはずだし無謀な客引きはしないだろうと相手になる。
僕てっきり明日出発のチケットを買うのかと思ったよー!僕のこと信じてね!と笑顔で話す姿を見てたら嫌な態度取ってごめんねって思う。
その後もわたしが日本人だと分かるとチョットbelieve me!チョットbelieve me!ってめっちゃ訴えられた。笑 無理やり別れを告げて駅に戻る。
ホームに座ってるとわたしの横におっちゃんが座る。こっち向いてなんか言ってる…?横目で確認すると1人でぶつぶつ何か言ってた。なんやこの人怖いなーって思ってたら向こうから2人のおじさんが怒りながらやってきて、そのわたしの横のおっちゃんをあたま叩きながら掴んで連行。今のは何やったんや。
ジャイプール散策で汗かいたし昨日お風呂入れてないしシャワー浴びたい!と思って荷物を引き取って待合室へ。
2Aクラスだったか、ある程度のランクの席を取ってる人しか入れない待合室があるのでそっちへ移動。
入り口でチケットを見せないと入れません。ちなみにこちらも乗車予定のチケットじゃないと入れないっぽい。
更に待合室の中には女性専用待合室なるものがあり、トイレとシャワーと着替えができる部屋がありました。
バックパックはパックセーフっていうワイヤーロックで椅子に繋いで必要最低のものだけ持ってシャワー室へ。チケットを持っていればトイレもシャワーも無料で使えます。水しか出なかったけど。
待合室に戻ってぼーっとしてると小さい女の子を連れた家族がやってくる。
ちょっと離れた所からいないいないばあして遊んでたけどすっごい嬉しそうでたまらん可愛さでした。癒された…
この辺で、17:00発の列車に乗るべきか当初の予定通りの列車に乗るべきか悩み始める。17:00発のは何時間で着くのか全く分からないし、一応女ひとり旅なので深夜に到着となると危険かも知れない。
しかも唯一1番ランクの高い1Aを取ってた日。これを逃すのは勿体無いんじゃないか。変な時間にどんな駅かも分からない所(観光地なのでそれなりに整ってるとは思うけど)に着くより、どんなに遅くなってもそれなりに安全なジャイプールの駅で列車を待って朝方アグラに入ってすぐに動き始める方がいいんじゃないか。
結局はじめから取っていた列車を利用することに。いい時間になったのでそろそろ列車が来るホーム確認しに行こうかな〜と再び駅員室へ。チケットを渡そうとするともう分かってるよ!と言わんばかりに跳ね返される。笑 そして衝撃の一言。『23:30に2番ホーム!』
のびてる。笑うしかないね。
朝からラッシーと謎の辛いやつしか食べてないので腹ペコ。でもここで変なもの食べてお腹壊したらそれこそ悲劇だ。日本から持って来たチョコを食べる。
その後もぼーっとし続けやっと時間に。
待合室にコンセントがあるのが唯一の救いでした。
やっと時間になったのでホームへ。23:30になっても列車は来ない。やっと来たと思っても扉が開かない。なにやらベッドメイキングや掃除をしてる模様。段取り!!笑
なんか遠くから破裂音聞こえるな〜と思ったら花火の打ち上げとともに『HAPPY NEW YEAR!!!』と叫ぶ声。ジャイプールの駅で新年を迎えるとは。笑
結局列車に乗れたのは00:00過ぎ。1Aは個室になってます。
快適そう♡ただ壁は薄くて隣の声、部屋の前をうろちょろする乗務員の足音、同じく部屋の前の通路で喋りまくる乗務員の声などなど筒抜けです。笑
毛布は体育館のマットの匂いがした。笑
でも疲れてたしぐっすり。
翌朝お腹が空いたのでジャイプール駅の売店で購入しておいたビスケットを食べる。甘すぎ。
甘いビスケットに甘いチョコが挟まっててさらにビスケットには砂糖付き。でもカロリーは相当でしょう。エネルギー補給にはぴったり。
乗務員が部屋に来てチャイか紅茶はいるか?と聞いてくる。チャイが欲しいと言うと駅に買いに行ってくれたけど50ルピー取られた。しかも紙コップ汚い!これで不味かったら怒るところだけどチャイは美味しかったから良し。
途中停車した駅で乗務員がここで降りるのか!?と聞きにくる。アグラで降りると告げると出て行ったけど、アグラに着いたときは何にもいいに来なかった。
やっぱりアナウンスはないので危うく乗り過ごすところだった!!
結局定刻の12時間遅れでアグラ到着。霧も少しマシになって観光を始めるにはちょうどいい時間。この選択で良かったと思います。
3日目アグラ観光に続く( ˆoˆ )/
【インド2日目】ジャイプール編
2016/12/31
列車はほぼ7時の定刻通りにジャイプールに到着。なんだそんな簡単に遅延なんかしないじゃないか!と余裕モード。
インドの鉄道ってアナウンスが流れないからしっかり見ておかないと乗り過ごしそう。
まずは荷物を預けるためクロークルームへ向かう途中に駅構内で早速若者にリキシャの客引きされる。毅然とした態度であんたの声なんて聞こえてないわよ!的な感じでクールに交わすつもりが、これが噂の!!なんて思ったら嬉しくて嬉しくてニヤニヤしてしまった。笑
なんとか客引きと別れてクロークルームに。ジャイプール駅には1番ホームの壁沿いにクロークルームがあります。料金は後払いで、乗車する鉄道のチケットがないと預けれないっぽい。
荷物に鍵を掛けないと預かってもらえません。チョークで何か書かれたバックパックをむき出しのロッカーというか棚に放り込んで、ついでにトイレも行っていざ出発。
駅から出るとさっきの客引きの男の子がめっちゃ笑顔で手を振って駆け寄ってきた!!笑 なんだか可愛くてちょっと嬉しくなるのはなぜ!!笑
嬉しいけどもちろん無視。スタスタ歩いて駅から離れようとするもめっちゃ声かけられる。全て無視して駅からほんの少し離れた所で声掛けてきたリキシャワーラーにアンベール城までいくらか尋ねる。するとわらわら集まるインド人。笑
150ルピーとひとりのおっさんが声を上げる。旧市街からアンベール城までの相場が150〜200ルピーと聞いていたのでびっくり。安い!気がする!とりあえずそれに乗る。もちろんマップで現在地は把握します。笑
どうやらシティパレスまでと勘違いしてたらしく(嘘か本当かわからないけど)、シティパレスからアンベール城は300ルピーという。高すぎる!安くして!って言っても、丘を登るから300ルピーと言って引き下がらない。はぁ、もういいや。値段交渉失敗。
まだまだお金もあるし乗り換えるの面倒だしそのまま移動。
アンベール城に到着するも大きなお金しかなくてリキシャーのおっちゃんもお釣りがないらしい。仕方ない。戻ってくるから1時間待ってて!とお願いして一旦別れる。
アンベール城ではゾウタクシーに乗りたかったんだけど、降ろされた場所からは階段でしか行けないっぽくてゾウタクシーは断念。
霧が残ってて天空の城感がすごい。
模様が繊細で本当に綺麗だった!!お城の中?は迷路みたいで、出口がどこだか全くわからない。所々でガイドしようとしたり道案内してくれるインド人がいたけどお金取られそうだからお金要求される前にささっと逃げた。笑
ゾウタクシーを横目にリキシャへ戻る。おっちゃんもいい鴨見つけたと思ったんでしょう。途中途中でガイドを挟み出した。霧で全く見えないのにリキシャを止めて、さぁ写真を撮れ!さぁ写真を撮れ!ってめっちゃ催促してくる。
なんのこっちゃさっぱりですね。この向こうの景色を撮れと言ったのか、手前のオブジェを撮れと言ったのかは迷宮入りです。ちなみにこの時わたしはガイド料とかいって追加料金要求されたらどうしようと考えてました。笑
だいぶぼったらくられてるけど、日本であの距離タクシーで移動したらもっとかかるだろうって考えたら全然おっけー。インドではそんな考え方でした。
旧市街に戻ってシティパレスで精算。おっちゃんは獲物を逃したくなかったんでしょう、また戻ってくるよね?と超笑顔。でも必要ないのでお別れして中に入ろうとしたら開場前。お先にハワマハルに行きましょうか。
はああああ!可愛い!!!ハリボテ感は否めないけど、もはやピンクじゃないけど、下から見上げると圧巻ですね。
ハワマハルの横では蛇使いが。
パフォーマンスしながら観光客がシャッターを押すのを監視してます。シャッターを押そうものなら『金払え!!』です。笑
動画も撮りたかったけど聞こえないふりして立ち去る観光客一同。笑
そのあとはジョーハリー・バザールをぷらぷら。
まだ朝も早いのでお店もまばら。
ていうかお腹すいた。カレー食べたい。でもお店を見つけられない私。さっきなんかお店見かけたぞ!と戻って見るとカフェでした。
ラドゥー食べたかったけど、一個だけ頼むのも悪いかな〜と変な気を使ってラッシーだけ購入。
後からこの原料の乳製品は大丈夫なのかという不安が押し寄せる。笑
インドの子供は本当に可愛い。
お腹は全く満たされないまま再び街へ出てシティパレスへ。セキュリティをくぐって入場。
可愛い!美しい!華やか!!これ女子は絶対に心踊るよね!!さすがはピンクシティ♡
一回出たけどもう一回入ろうと入り口に向かうとチケットは?と。あれ、わたしさっきチケット持ってないけど普通に入れたぞ…?ここまで入るのもチケット必要だったんですかね?なんか悪いことした気分でシティパレスを出て、その後はお向かいのジャンタルマンタルへ。
こんな大規模な天体観測の施設を作るインド人すごいなぁ。影の出かたで二秒単位で時間を表したり星座まで分かるという。一個や二個じゃないもんね。広い敷地にたくさんこんなのがあった。
そしてこの辺からバテ始める。
この時点で11時半くらい。思ったより時間あるな〜。本当は一番行きたかったと言っても過言ではないけど時間的に厳しいと諦めてたラージマンディルへ。
可愛すぎやしませんか??
わたしが座ったのはダイヤモンドシートといって、3段階あるうちの真ん中のクラス。クラスが良くなるにつれて席は後ろになります。ダイヤモンドシートがお値段300ルピーで500円以下とお値打ち。座席がスライドして角度が自由自在で快適♡
この日上映していたのはアーミルカーン主演のレスリング映画。知ってる俳優が出てる映画を観れるなんて得した気分!!
コメディではないし映像のトーンもシリアスな感じなのに一斉に手を叩いて爆笑するインド人。この時なぜ庶民派インド人に紛れてノーマルのシートで鑑賞しなかったのかと後悔する。
インターミッションでは売店で買い食い。食べたいのが2つあって迷ったけど、前に並んでたインド人が陳列してあるそのうちの片方にお金を直置き!まじかよ汚い!!必然的にわたしが食べるものは決まりました。
辛い!美味しいけど辛いの苦手なわたしには辛すぎる!なんていう食べものなのか後で調べようと思ったけど面倒で調べず。結局これはなんでしょうか?笑
後半が始まったけど列車の時間が近づいたのでラスト20分くらい見れずに退席。
駅に着くとトラブル発生!!
前の記事でもう書いちゃってるけど、思いの外長くなりすぎたので次回の記事に詳しく書きますね。笑
【インド1日目】デリーからジャイプールへ
2016/12/30
夜の便でインド着。
空港に着いてこの手を見たら、インドに来た実感が!!この日はすぐにオールドデリーから寝台列車でジャイプールに向かう予定。
シゲタトラベルで車をお願いしていたので運転手を探す。空港の出口で待ち構えているインド人にどこの旅行会社かと聞かれ、咄嗟に素直にシゲタトラベル!と答える私。言った後に不用心だと反省(徹底的にインド人を疑う姿勢)
シゲタなら外や!と親切に教えてくれて無事合流。この迎えに来てくれた人が目力凄くて怖かった。笑
もうクリスマスは終わってるけど駐車場にあったサンタさん。
車に乗り込んでオールドデリーに向け出発!!
インド人の運転の恐ろしさ!!!!
噂には聞いてたけどクラクションの嵐。そして霧で視界も悪いのにぶっ飛ばす。体感速度としては飛行機の助走くらい。めっちゃバウンドするし一回吹っ飛びそうになったもん。笑
車線もちゃんと引かれてるのに関係なく入り乱れる車。車間距離って言葉知ってますか?と聞きたくなるほど横すれすれに割り込んだり前の車にピッタリくっつけたり。
リラックスなんて出来ない!笑
力入って不自然なポーズのままフリーズしてました。笑
そして景色もだんだん変化して、オールドデリー周辺から凄く不気味な雰囲気。初めて目にするインドの町。道路なんて舗装されてないし、廃墟みたいな町を進むと暗闇の中に見えるオールドデリー駅。駅の周辺にはインド人が布団を敷いて寝ています。アジアでよくある道端に平気で寝てる光景は毎回ショッキング。
駅構内にも布団持ち込んで寝てるインド人がゴロゴロ。
わたしが乗る列車が来るまで一緒に待ってくれて、席まで案内してくれたけどチップ要求されました。
チップ払うのはいいけど、空港で両替した時に細かくしてくれなかったから手持ちの一番小さいお金が100ルピー札。最悪だけど仕方ないからチップに100ルピー渡しました。おっちゃんもびっくりして今まで冷たかったけどちょっと態度変わったよね。笑
この日は2Aシート。みんな寝てたし写真はないけど普通に快適でした。
初日は夜到着で移動だけだったけど、インド人の運転は怖かったけどアトラクション気分でたのしかった!
次の日はジャイプール観光。今まで値段交渉は全力で避けて来たわたしですがリキシャーを上手く乗りこなすことは出来るのでしょうか…乞うご期待!!!笑
インドから更新!
インドに来ております。
昨日到着して寝台列車でジャイプールまで。列車はほぼ定刻通り。幸先いいな〜♡なんて思ってたけども。
15:20にジャイプールからアグラに向かう列車を予約してたんですが駅に行くとわたしの列車NOはちゃんと掲示板に載ってるけど時間がオカシイ…
駅員さんに聞いてみたら22:00発だ!とのこと。えぇぇぇ。
駅から出てまたフラフラしようかなって思ったけど客引きとかリキシャー乗るのとか面倒やし疲れたし駅で待つことに。
ていうか違う列車にすればよくない?って思って17:00発のチケット買ったけど100ルピー。安すぎて買った後に決意は揺らぐ。
絶対ぎゅーぎゅー詰めですよね?座席争奪戦ですよね?
むりーーーー!
中途半端にアグラついて夜中にリキシャー捕まえて中途半端な時間をホテルで過ごすなら列車で一晩過ごして今日みたいに到着とともに行動する方が安全だし効率もいいような気もしたのでチケット買っときながらやはり駅で待つことに。
それなりのランクの席を買ってる人しか入れない待合室というものがあるのでそこで寛ぐ。
もう丸2日お風呂入ってないし頭洗いたすぎて有料バスルーム使おうかなって思ったけど、その待合室の中にある女性専用待合室にシャワーがあることを朝発見してたのでそれを思い出して行ってきました。
お湯出そうな雰囲気♡…出ませんでした。笑
いくら寒くはないと言っても水はきついね。変な声でました。
で、20:30頃に掲示板チェックしに行ったら列車NOすら消えてる…
え、もしかして寛いでる間にもう来たの!?って恐ろしくなって駅員さんルームへ。
23:30に来るよ!
えぇぇぇぇぇ。伸びてる。
そこからもなんとか頑張って粘ってます。あと30分したらまた聞きに行こう。
待合室に突然人が増え始めたからなんだか安心してきた。笑
今回は念のためにWi-Fiレンタルしてきたんですけど、インドの空港や駅はFreeWi-Fi使うのに電話番号が必要なのでナイス判断だったな、と自画自賛してます。
どうかこれ以上は遅延しませんように。いや今日はいいけど明日のデリー行きは何が何でも送れませんように。予定通りにホテルに泊まってち予定通りの飛行機に乗って予定通りに帰国できますように。
また詳しく更新します♡